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新聞広告 その1 肝心要の納期管理。

ノウハウ:紙媒体

こちらは、デザイン制作におけるコツを紹介していきます。
かなり個人的な見解ですが、現場レベルの細かな話もできればと考えているので
制作を知るきっかけとなればと思います。

さて、新聞広告です。
新聞広告に対する基本的な知識として、
・モノクロとフルカラー、スポットがある
・線数(解像度)はモノクロは85線(180dpi)、
 フルカラーは100線(200dpi)と低い
・サイズは段数で呼ぶ、(1段:約33mm)1段~15段 15段で1ページ
ざっくりこんな感じですね。新聞社によって差はありますが…。

新聞広告というとなんか堅い感じがしますね。
カッチリ作っている感じ。くだけた広告があるにしても
狙ってやっています。

そんな新聞広告、もっとも大事なのは納期です。
いつ出すのか?いやいつまでに掲載なのか。
そこから逆算して原稿、写真など必要なものを揃え、
クライアントのOKをもらう。

内容はソコソコでも平気です。たぶん。
このあたりのクオリティは、
新聞社の営業さん、クライアントの広告担当者、デザイナー
に思いっきり左右されるのです。

ヒアリングをしっかりした営業がキッチリとラフを出しても、
デザイナーが新米だとそれなりです。
また、キャリアのあるデザイナーでもクライアントが口うるさく
つつけばそれなりになってしまいます。

さあ、デザイナーにスキルがあれば良いものが
できると思っていますね。
甘いです。ソコが大きな落とし穴です。

本当に良いデザイナーは、営業、クライアント、納期と
すべてバランスよくまとめて制作を行います。
制作スキルだけでは良いものはできないのが現実です。

もっというと良いデザイナーは良き営業マンでもあるべきです。
実際、キャリアがあると営業さんに同行することがよくあります。
打ち合わせの時点で制作側から提案ができるし、直接、要望をヒアリングし、
そのまま制作に活かせるからです。

さあ、そこで新聞の利点は、どこかというと、毎日発行しているという点です。
この日に出したい!という要望にバッチリ対応できます。
その代わり掲載日を越えることは許されません。
さらに新聞という特性上、誤字脱字なども厳しいです。

デザインというのは非常に俗人的でアナログな部分を
秘めていますが、新聞という媒体は、正確さが追求されます。
ここで納期管理というものがタイヘン重要となるのです。

広告だと、カメラマンからの画像待ちであったり、(先方の都合もある)
記事はサイアクですね。ほとんどギリギリが多いです。
そんなスケジュールの障害が日常茶飯事に起こります。

なので納期管理が要になってきます。
ぜっっっったい
「おっせーな」なんて言ってはいけません。
笑顔で対応しましょう。また対応できるように
カメラマン、営業、ライターさんと仲良くしましょう。

仲よくすることで、キツイスケジュールでも
乗り切れるチーム体制ができます。そうなればしめたもの。
ちなみに私は、3時間くらいで打ち合わせから入稿まで完了したことがあります…。

通常は、初回の打ち合わせがあり、ラフ(初回原稿)を制作して、クライアントと打ち合わせ、
2校(修正のこと)、3校(さらに修正のこと)の後、最終確認で入稿です。
トータルで1週間以上はかかると思います。短くても2、3日はかかるかも…。

それを、夕方、突然の電話で打ち合わせ(20分程度)で、
ある程度を形として作って(40分程度)、
営業さんが持ってきた写真を合わせ、FAXで先方へ確認。
最終調整してOKをもらい入稿!

これは、常々、あの人ならやってくれそう。という信頼感からなせる業です。
日頃からうまく連携がとれている証拠かと思います。
(ただこんな忙しい仕事してちゃダメですけどね…。)

まあ、新聞広告には納期管理が最重要で、そのための
円滑なチームづくりが大切ということですね。

それでは今回はこのへんで…。


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