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駆け出しオペレータがデザイナー職探し。

デザイナーログ

辞めようと思ってはいたけど突然の退職。
しかも11月とかだったかな…。

すぐに見つかるとも思えずに、
父親のリフォーム業を手伝いながらの職探し。
まだこの頃は景気が良かったんで(今と比べると)
仕事はいくつかあった。

ただし、デザイナーと言える自身も無かったし、
何より、必死にやったけど認めてもらえなかったショックが
大きくて、精神的にまいってた。

探すポイントとしては、
・デザイナーがいる(できれば年上の)
・しっかりした会社
・自分のレベルでも入れそうなところ
・スキルアップできる
などがあった。

求人を出しているところがいくつかあった。
初めに行ったところは、パチンコチラシが主な個人事務所。
マシンは最新の様子。社長がデザイナーで、
営業が一人、知り合いの女性が一人。

個人宅(おそらくは社長の実家)の庭先にある
プレハブが事務所であからさまに心配だった。
社長も少し変わったタイプに伺えた。

面接後の翌日にお断りの電話を入れた。
理由は、スキルアップが望め無そうだったから。
パチンコのチラシは
「慣れると2、3時間でできるようになるよ。」
と言っていたのも引っかかった。

2、3時間でできるものはそれなりの価値でしかないと思う。
(後日談でこちらの事務所はかなり成功したらしいけど…。)

気をとりなおして次~。
こちらは地元の新聞広告の制作がメイン。
ただし事務所環境は、昭和初期建った様な
鉄筋アパートの1階で、戸が古いタイプのガラス戸だ。

だいぶ年配の男性二人が代表という不思議な製作会社。
事務所内はかなり活気がある。代表の二人にもう一人男性がいて、
他の5人は女性スタッフだ。人数も多く忙しそう。

面接では、必死で書いた職務経歴書と、
作品としてP社のフリーペーパーや、学校でつくった課題を見せた。

課題に関しては、クランキーチョコをGジャンとあわせて撮影し、
コピーを載せたものだ。
「どういう意図でつくったの?」
背の高い、ヒゲの男性が聞いた。雰囲気は柔らかだが、
目の奥がするどく観察しているのが感じられた。

「看板やポスターをイメージしてつくりました」とちぐはぐに私が答えると、
「曖昧だな~。」とバッサリ。だめかな…とおもったが
「ま、いいや」とボソッと言われダイジョウブかな…。とさらに不安に。

とくにコレといってアピールできたかどうかもわからず面談修了。
最後に実際の制作物なんかを見せてもらい事務所を後にした。

できればココが良いなぁと思った。なによりスタッフが多いし、
成長できそうだ。制作も新聞広告というのも長く続けられそう。
しかしその後特に連絡がなかった。

1週間して聞いてみると、
すでに決まっていたかのような
「いつからこれます?」とのこと。慌てて
「来週からいけます」と答え、一安心。

12月の中旬から新たな職場がきまった。
でもタイヘンなのはこれから。
正直なにもできないオペレータだったんだから。


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