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つくらなくてもデザイナー。

デザイナーログ

頼りになるメンバーがやめることになり、
それまで行っていたメインの仕事が
私に回ってきました。

仕事のボリュームとして
大きなものが、週刊のタブロイド(新聞の半分のサイズ)で、
住宅情報を載せるものでした。

毎週発刊ですからスケジュール管理が大変です。
取材記事がメインで、コマ割りの広告、企画ページ
すべて調整して入稿しないといけません。

今までの仕事はほぼ、周りのスタッフに振らないとできません。
スケジュールがタイトでボリュームも多く、チームでこなさないと
円滑にはできない仕事です。

担当として、チームリーダーとして
広告や記事などを管理することが最優先で、
制作はお任せしないといけないなぁと緊張していたのを
覚えています。

会社でも実質メインの仕事ということもあり、
責任重大です。でもついにここまできたか。という
自信にもつながりました。

今までは、自分で打ち合わせして、
自分で考えて、ラフを描いて、制作して連絡して
確認して修正して、確認してOKをとって入稿!

という流れでしたがー、
打ち合わせをしてる時点で、誰に振るかを考えていて、
仕事のバランスが偏らないように、割り振り。

デキる子には少しアレンジをお願いしながら渡して、
まだ成長段階の子には、ラフなどを渡して作ってもらう。
まだ初心者に近い子には、フォロー(テキスト入力や写真切り抜き)
をお願いする。といった感じですね。

なのでほとんど制作する時間や回数が減りました。
そこで考えたのが企画でした。
本当は、すんごい効果のありそうな企画が出せればいいのですが、
そんな才能もないので、今ある知識で、組み合わせたり少し
足してみたり逆の発想をしてみたり。

ラフをつくって出してみたりしました。
あとは課長さんから、要望も頂いたので、
それを形にしたりしていました。

当然通らないものもあったし、
陽の目を見たものもありました。

デザイナーで食べていくには、自分で作ってはいけないのでは?
と思うようになりました。
そうして、各スタッフの特徴を抑えて、好きそうで得意そうなものや
苦手そうな部分などをよ〜く理解して、自分の意図するものを
制作してもらえるように関係性を暖めていきました。

そうしてタブロイドの編集を行ううちに、
デザイナーって、モノを作ることよりも、
人と人との関係性をうまく作れる事のほうがはるかに大事なんだ。
と経験しました。

見栄えの良い物は、しぶとくやっていれば作れるようになれます。
でも本当にいいものは、いい環境の中でしか作られないと思います。
それは製作者が誰かはあまり重要ではないようです。

本日はここまでです。続きはまた次回。


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